文字コードの設定(UTF-8)
Cygwin で以下のコマンドを実行すると、それ以降、メッセージが日本語になります。
export LANG=ja_JP.UTF-8
これは、文字コードを日本語の
UTF-8 に設定することを意味しています。
UTF-8 は最近の Cygwin や Linux で標準の文字コードになっており、多国語に対応しています。
ところで、Windowsで標準の日本語文字コードは Shift-JIS(SJIS)と呼ばれるものです。
何も意識せずにファイルを作成すると、そのファイル内の日本語文字コードは Shift-JIS になってしまいます。
この場合、文字コードを UTF-8 に指定してファイルを保存する必要があります。
文字コードをUTF-8にして保存
Windows のメモ帳で日本語を含んだプログラムを作成し、メニューで [ファイル(F)] → [名前を付けて保存(A)] を選びます。
以下のようなウインドウが開きますので、文字コードを UTF-8 に指定して、[保存(S)] ボタンをクリックします。
秀丸エディタでも、同様に、保存時に文字コードの指定ができます。
メニューで [ファイル(F)] → [名前を付けて保存(A)] を選び、
以下のように、エンコードの種類を Unicode(UTF-8) に指定します。
一度 UTF-8 で保存したファイルは、次回からは、特に何も指定しなくても、UTF-8 で保存されます。
電子計算機のサンプルプログラムは UTF-8 で作成されていますので、
ホームページから直接ダウンロードした場合
(表示画面のコピー&ペーストではなく、リンク先のファイル sample1.c 等を直接保存した場合)は、
文字コードを特に意識しなくても大丈夫です。
自分で最初からファイルを作成した場合は、上記のように、文字コードを指定してください。
なお、文字コードが違ったプログラムを Cygwin で実行すると、
画面出力が文字化けして、何が書いてあるのかわからなくなります。